毎年三重県内で開催されるアマチュア無線の祭典「JARL三重県ハムフェスティバル」が平成8年度は鈴鹿市で開催された。
この年、開催に当たり主なクラブにて実行委員会が設立され当クラブもその重要な役割をになった。他にも、鈴鹿F3クラブ、本田技研ハムクラブ、三重36愛好会、三重フレンドシップクラブなどとも協力して大会は無事終了した。
この大会では、ハムフェスティバルとしては初めての試みであったが、「災害とアマチュア無線」というテーマでパネル討論会を設けた。阪神淡路大震災の翌年ということで、3エリアからJA3AA 島さんをパネラーにお迎えして、当時のアマチュア無線活動を詳しく報告していただいた。その後に、当クラブを始めとして三重県内でも多くの自主的に活動する防災ハムボランティアが結成されて、最近では県内の主な地区には殆んどアマチュア無線による防災ネットワークが確立されつつある。
会場:鈴鹿市文化会館(貸切利用)
当時のJARL東海地方本部 本部長JH2XPV杉山 正さん
(当時のJARL組織はエリアごとに地方本部が置かれていた)